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写真ブログ路線復活記念祭

In 建築, 美術, 都市 on 6月 9, 2008 by chiguhagu

本来写真ブログのつもりで始めたブログがいつの間にやら文章でギシギシになってしまったので、ここ1ヶ月で西日本、中国で発見した風景をアップします。さくっとコメント入れていきます。多分ネタが切れるので一回で祭りどころか写真ブログ路線は終わります。

(※結構、秀逸な現代建築も見たんだが、あまりこの場に引っかからなかったのは以下紹介するものが凄すぎるだけで、それらが琴線を弾かなかった訳では無い。)

投入堂 ☆☆☆☆☆

多分行ってみた人でないと共有できないと思うんで、パス。

出雲大社 ☆☆☆☆☆

出雲大社は現在の日本人のスケール感とはまったく違うと思いました。いわゆる日本の神様の家としては大きすぎる。めちゃくちゃ戸惑いました。しかしこの建築がメタボリストのメガストラクチャーに対する倫理観(日本的な物を作るという)を大いに励ました事は事実なんじゃないでしょうか。

旧日本軍毒ガス貯蔵庫+発電所跡 ☆☆☆☆☆

上の毒ガス貯蔵庫は完全に邪悪な神殿風。千羽鶴や地蔵が転がる始末。下の発電所は打って変わって、驚くほど清々しく内外の境界が薄く強度の強いサナーのような空間でした。青木純の言う「原っぱ」とはこういう事だと思います。

小倉城 +ショッピングセンター ☆☆☆☆☆

ジョン・ジャーディーによるscがインポーズされた小倉城。地方都市の観光資源は大抵「城」だ、って教授がおっしゃっていたが、その城がもう一つの強力な観光資源ー大型ショッピングセンターと合体!休日は結構、賑わってらっしゃいます。

深圳のメガ軸線 ☆☆☆☆☆

小倉のジョン・ジャーディーと同じティストの完全に狂っちゃってるビルは、中国人の建築家が作った市民中心(市役所等)で、この屋根のうねったところは巨大な都市軸(黒川紀章デザイン)と対応しています。写真は全長の1/2にも満たないです。正面に丹下のピースセンター風のコンベンションセンター、側面にCBDの摩天楼(OMAも設計中)逆サイドはシンメトリーに近い山があり頂上に巨大な鄧小平の像(目視可能)。現代においても軸線は有効。人間的空間ゼロ。すばらしい!(こんな誇大妄想が機能する(受け手も妄想する)シュルレアリスティックな情況万歳(まんせー))。

ちなみに鄧小平は深圳の経済特区としての発展の最大貢献者として神扱い(ほぼ関羽並み)です。


天一閣(寧波)☆☆☆☆☆

舞台のドームの内側にらせん→頂部に鏡→異界という見事なミクロコスモス表現。日本の能舞台との違いを考えると、やはり決定的に中国と日本は感性が違うなぁと改めてなっとく。すなわち、するりと横から現れる水平的な移動を演出する神(憑イ型シャーマニズム)に対して、これは明らかに上昇的なベクトルのトランスをするシャーマン(脱魂的シャーマニズム)の舞台。

採掘場 ☆☆☆☆☆

アスプルンドの葬祭場のランドスケープを思わせる、地形に対するマンパワー芸術。こっちの方がトポロジーな感じが好み。つまり世界遺産級だが、観光地ではないのでほとんど知る人のいない超穴場です。まじ感動して震えた。最近の現代建築の空間がメタファーにしている状景に非常に近いのではと思われるこれらの異形な柱と梁、それらが一体となった天井、そして、よく考えると地面までも同じ素材で繋がっているのです。こういう現代建築良く見ませんか?台北あたりとか。

ちなみにこの採掘場は数千年前?からあり、ここの石は柔らかめなので、中国全土に運ばれ、多くの仏像が切り出されたようです。

あとがき

ものすごい消費的な取り上げ方をしてしまったが、実は個人的にはどれもこれも僕の感動の涙でびしょびしょです。でもそれを一生懸命人に伝えるモチベーションは無かったです。ごめんなさい。

PS 3月に研究室旅行で行った飛騨高山の吉島家住宅も載せたかったけど良い写真がなかったです。

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