2/1/2007 パリ デンファー・ロシュロン

aki kuroda のアトリエを訪れ、4時間ほど話す。こんなに長く話したのは2年ぶり。素晴らしいアトリエ。上に火星に水があった事を発見した数学者のアトリエ。その向かいにアラン・ミクリの家。
政治の事、女の子の事、生物学の事。もちろん建築の事、アートの事。印象深かったのは、
今は世界的な民族移動の時代だという話。
4足歩行のとき発情したお尻を追っていた人間が二足歩行になって、お尻が見えなくなったから、尻に似せて唇に口紅をするようになった話。
僕が非常に影響を受けた、原広司、aki kuroda、どちらも穴がテーマの人生。前者が建築におけるトポロジカルな穴、後者は絵画における塗料と図像が生み出す穴。お互い構造に穴を持ちながら、螺旋状に作品を展開している。kurodaは、ミノトール(牛の頭をした人ね。)が住んでいる塔の中の螺旋状の階段を上がりながら、たまに外に飛び出そうとする。そこは下が海になっていて、飛び出ると落ちてしまう。そして、また螺旋に戻って行く。2年前は地中海にある7つの島を巡りながら絵を描いているといっていたが、いつのまにかミノトールの塔になっていた。きっと同じ事なのだろう。









